肘内障とは

肘内障とは肘の関節にある輪状靭帯と橈骨頭が外れ亜脱臼の状態を指します。これはまだ輪状靭帯が発達していない1歳未満から6歳頃のお子さんによくみられる怪我です。多くは親御さんがお子さんの手を引っ張ったりした際に起こりますが、他には腕を捻ったり肘を打った時などに起こります。症状としては強い痛みはなくお子さんは急に腕を動かさなくなります。腕を動かさなければ激しい痛みもないため泣かずにいるお子さんも多く見られます。

肘内障の施術

肘内障では骨折などの大きな怪我の所見がなければ、整復をいたします。整復自体は5~10分もあれば終わります。整復後は15分程度、安静にして頂きその後、お子さんが腕を動かすようになれば終わりとなります。もちろん親御さんの付き添いのもと整復を行いますのでご安心して来院ください。

Q&A
肘内障は健康保険適用ですか?

はい、肘内障は脱臼になりますので健康保険適用になります。

通う必要はありますか?

肘内障では整復後は痛みなどの問題がなければ通院の必要はありません。