捻挫ってなに??

皆さんの生活の中でも、捻挫という言葉はよく耳にする言葉だと思います。
捻挫は関節周囲の痛みですが、骨折(骨自体が折れている)や脱臼(骨が関節から外れている)といった怪我とは違い、レントゲンでは異常のない関節の痛みの場合に捻挫の診断を受けることが多くあります。
実際には、レントゲンには写らないが関節の周囲にある「靭帯」、「」、「関節包」といった軟部組織が傷ついてしまい痛みを感じます。

捻挫

捻挫と言われ、足首の捻挫を思い浮かべる方が多いと思いますが、交通事故でのむちうち(頚部捻挫)や腰の痛み(腰部捻挫)なども捻挫といわれます。

捻挫してしまったら・・・

捻挫は関節の怪我なので、足・指・首・腰など様々な部位で捻挫することはあります。
捻挫の早期回復にはRICE処置が大切になります。

RICE処置とは
Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つになります。
捻挫をしてしまったら、なるべく早くにRICE処置をすることによって、出血・浮腫による腫れを抑え、痛みを和らげたり早期回復につながってきます。又、捻挫がクセになりにくくなるといった効果も期待されます。

スポーツ中の捻挫

運動中や生活の中では、足首の捻挫(足関節捻挫)が多く見られます。
その足の捻挫の中でも、足を内側に捻ってしまう内反捻挫や外側に捻ってしまう外反捻挫などありますが、足関節捻挫のほとんどは内反捻挫になる方が多いです。


他には、突き指(指節関節捻挫)もスポーツの中だと多く見られます。
突き指はバレーボールやバスケットボールをしている方に多く、人差し指(第二指)・中指(第三指)・薬指(第四指)の突き指が多く見られます。

捻挫した時はどうすればいいですか?

捻挫した際は、15~20分程度アイシングを2・3時間ごとに行ってください。
また、受傷日かその翌日くらいに当院にお越し頂ければと思います。

捻挫は健康保険が適用されますか?

捻挫は健康保険適用になりますので、お気軽にご相談ください。

交通事故で頚部捻挫・腰部捻挫と診断されました。受診できますか?

もちろんです。当院でも自賠責保険での交通事故治療を行なっていますので、是非お越しください。